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オーストラリアからライフハックを考える

ビクトリア州のRSAの資格を取ってきたよ【テスト問題情報あり!】

こんにちは!

内省しているうちに、1ヵ月も更新が滞ってしまいました。

内省で得られたものは、またのちのちブログで発信していきたいです。

 

今回は、オーストラリアの飲食店で働くときに必要なことが多い「RSA」の資格について!

RSAとは、簡単に言うと「アルコールを提供できる」資格です。

オーストラリアでは、この資格がないとお客さんにアルコール類を渡すことができません!罰金も高いので、違法賃金の店はまだまだ多くても、これを破っているお店はウワサにも聞いたことがありません。(いや、違法賃金も是正されるべきですけど!)

 

 

RSAのポイントと値段

 

前置きが長くなりましたが、RSAのポイントは2つ。

  1. 州ごとに資格を取らなければならない。
  2. 講義を受けたあと、テストに合格しなければならない。

 

1については、例えば「シドニーで取ったから、メルボルンで働くときは取らなくてもいいでしょ」ってのはダメだってことです。

シドニーで働く場合はNSW州の、メルボルンで働く場合はVIC州のRSAをそれぞれ取る必要があります。めんどくさい

 

2について、州によっては全てオンラインでできるところもあるようです。

が、私がいるVIC州はオンラインではできないので、直接講義を受けなければなりません。めんどくさい

 

受講料は$60前後。私が受けた2019年10月当時は、次のところが安かったです。

  • RGIT (Royal Gurkhas Institute of Technology, Australia) $46  フリンダース駅近く
  • William Angliss $52 サザンクロス駅近く

どちらもオンラインで予約可能です。ググったらすぐ出てきますよ。

また、エージェントによってはRSAの申し込みを承っているところもあります。

そのほか、学校やコースによってはRSAの受講が含まれているところもあるので、節約したい人はチェックしてみてください。

 

講義時間は、私のところは20分間のテスト含め4時間。

時間帯は、開講しているところにより午前中、午後、夕方といろいろありました。

土日に開講しているところもあります。

 

講義の流れ

私は、調べた中で一番安かったRGITで取ってきました。以下体験談です。

5分前に教室に行くと、だるそうにしてる生徒が20名強座っていました。

先生はめっちゃ太った中年男性。

白人が一番多く、アジアもインドから西側のエリアの人が多いようで、意外にも東アジア系はほぼいませんでした。語学学校と違うのは、ネイティブが多いことですね。

 

いくつかのサイトの体験談では、「ロールプレイング(客・店員など役割を演じる)があった」とか、「先生が冗談言ってみんな笑ってたけど、自分はわからなかった」とかありました。

…が、私のクラスはそんなことなく…、だれも笑わない授業が延々と続きます。

英語もネイティブ向けで速くて、いつもより!さらに!聞き取れませんでした。

 

退屈。超退屈。

 

 

テキストがもらえるよー!

順番が前後しますが、講義前にテキストが渡されます。

テキストはこの資格を認定する団体?が作っているので、受講場所が異なってもビクトリア州内であれば同じものが渡されると思います。

このテキスト、超豪華です。フルカラーで紙が厚く、A4サイズと大きいです!

バーテンダーのイメージ写真も、1ページ丸々使われています!!

いらねーよ

 

もしかして認定団体は天下り団体なのだろうか?

オーストラリアにも天下りは存在するのか?

テキストを豪華にすることで、受講料を釣り上げてるのではないか…。

講義が終わったら一生見ないテキストがなぜこんなにコストかかってるのか…。

 

先生の分からない英語を聞きながら、そんなことを思っていました。

 

あ、でも1つ思ったのは、もし先生の講義内容がわからなくても、このテキストはよく読んでおいた方がいいです。テストはこのテキストから出ますよー!

 

テストの問題は?

本題に入る前に、いくつか注意です。

  • テスト問題は持ち帰りできないため、うろ覚えのところがあります
  • テスト問題の端に「08.2019」とか何か書いてあったので、数か月ごとに問題が変わる可能性があります
  • そもそももしかしたら数パターンある場合もあります
  • 私が受けたのはビクトリア州の問題なので、州が異なればもちろん問題も異なります
  • この情報を用いて得られた結果について、当ブログ及び管理人は一切責任を負いません(自己責任で参考にしてね!!)

 

さて、州によっては記述式の問題があるところもあるようですが、私が受けたものは20問4択式でした。80%以上、つまり16問以上正解で合格となります。

 

全ての問題は覚えてないのですが、いくつかヒントを書いておきます!

自己流で日本語訳してますので、ご了承くださいね。

  1. アルコールを乱用すると、個人や社会にどのような悪影響をもたらすか?
  2. (飲食店経営の)ビジネスを改善しなければならない理由
  3. 各アルコール飲料の標準量は、〇〇グラムのアルコールを含むと定義されている。
  4. 〇〇グラムのアルコールを含んでいるのは、スピリット〇〇mi,ポートワイン〇〇ml,ワイン〇〇ml,スパークリングワイン〇〇ml,ビール〇〇ml
  5. 血中アルコール濃度(BAC)が上がると、一時的に〇〇になる
  6. アルコールの影響は、何によって決まるか?特に身体的要因は?
  7. 酔いをさますには何が必要?
  8. 1回の飲み会で推奨されるお酒の標準量は何杯?
  9. 酔ってるサインは何か?
  10. 酔っている客とトラブルが起きたら、記録しよう!記録のメリットは〇〇
  11. 飲み過ぎを防ぐ方法は?
  12. T-A-K-E C-A-R-E とは?
  13. 飲み過ぎの客に対応するときの態度
  14. アルコールは、〇〇歳まで脳の発達に影響します
  15. 未成年は、〇〇と一緒にいればお酒を提供するお店に入れます
  16. 未成年は、お酒を提供する店でお酒を飲んでもよいか?
  17. 年齢を証明できるものは何?
  18. 未成年にお酒を提供してしまった場合、罰金は〇〇l

 

あと2問は忘れました…

 

ちなみに、私が受けたときは、先生が「どうしてもわからなかったら、わからない顔をして待ってろ」みたいなことを言ってました。

英語はわからなくても、そのとき先生が実演した「わからない顔」は忘れられません。

3時間以上講義をしてきて、初めてクラスに笑いが起きた瞬間です。

わからない顔をしていたらどうなるんですかねー(棒読み)

 

 

よく出るorわかりづらい英単語とその意味

  • fatality・・・災難
  • assault・・・暴行
  • define・・・定義する
  • approximately・・・約
  • BAC・・・血中アルコール濃度
  • sober up・・・酔いを醒ます
  • vomit・・・吐く
  • urinate・・・おしっこする
  • inattended glass・・・使ってない(飲み終わった)グラス
  • suspicious・・・疑いのある、あやしい
  • consumption・・・消費
  • vodka・・・意味
  • decline・・・断る
  • put down・・・強く反対する
  • clarify・・・はっきりと説明する
  • assertive・・・断言的な
  • keypass・・・オーストラリアの郵便局が発行する身分証明書

 

まとめ

私はバリスタコースも受講していて、そのうち2日間はRSAの授業でした。

私はあまりクラスになじめなかったこともあり、その2日は休んだのですが…

全く問題ありませんでした。

雰囲気としては、自動車免許の学科試験とか更新の講義に近いです。

おそれることはありません!安いとこでサクッと取ってしまいましょう。