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オーストラリアからライフハックを考える

【語学学校】海外でバリスタになる!?バリスタコースのメリットデメリット【オーストラリア】

ワーホリといえば語学学校。

もちろん英語を学びに行くわけですが、学校によってさまざまなコースがあります。

たとえばこんな感じ。

  • 一般英語コース
  • ケンブリッジ検定コース
  • ビジネスコース
  • 発音コース
  • 基礎コース
  • IELTSコース
  • バリスタコース

などなど・・・。

今回はそのうち「バリスタコース」の紹介です!

私も最初は全く興味がなかったのですが、ふとしたきっかけで入ることを決め、今では入って良かったと思います。 

興味ないよって人も、もしかしたら行くと何か得られるかも?

 

 

バリスタコースの特徴

バリスタコースとは、その名の通りバリスタになる=コーヒー作りを英語で学ぶコースです。

普通の英語のコースでは英語だけですが、もちろん実習が入ってきます。

学校によっては、RSAや衛生関係などの資格取得までコースに入っている場合もあります。特にRSAはバーや居酒屋で働くときは必須ですので、コースに入っていると便利ですね。

 

私の語学学校は5週間のコースですが、実は1日や3日など短期コースも地元の専門学校などで開催されています。ラテアートに特化した1日コースもありました。

当然短いコースのが安いですが、基本的にはネイティブ向けのコースですので、求められる英語力も語学学校のコースより高くなります。

 

バリスタコースのメリット

  1. 教科書がなかった
  2. スピーキング、リスニング中心
  3. 一般英語より実践的
  4. 一般英語よりカリキュラムが濃い
  5. コーヒーについて詳しくなれる

 

1.教科書がなかった

これは学校によりますが、私の学校は座学のときはプリントのみでした。

専門学校では1冊薄い冊子が配られましたが、宿題のためという感じで家に置きっぱなしでもなんとかなりました。

一般英語のテキストは重かったので、ちょっとしたことですが嬉しかったです笑

 

2.スピーキング、リスニング中心

これは初日に先生が言っていたことで、実際にそうでした。

座学のときも、グループゲームや会話の練習量が一般英語より多かったので、私のようにスピーキング・リスニングの力をつけたい人にはうってつけだと思います。

 

3.一般英語より実践的

普通の教科書って、単元ごとにテーマがありますが、それって聞きたいトピックですか?

バリスタコースは基本コーヒーのためですし、小テストや資格試験があることもあるので、リスニングの真剣度が違ってきます。

また、コーヒーに関わらず会話するときって、「何か」を伝えようとしていて、それを聞こうとしているわけですよね?そういう中心のテーマがあり、お互いそれに集中しているという意味で、実践的だと感じました。

 

4.カリキュラムが濃い

学校によって時間割も異なりますが、私の学校はこんな感じでした。

一般英語・・・毎日4時間

バリスタ・・・毎日4時間+専門学校での実習3時間×5日+カフェでの実習3~4時間×4日

 

長い日だと朝8時からカフェで勤務、昼から学校で6時まで授業受けてました。 

 忙しいし死んだような顔になっているクラスメイトもいましたが、このしんどいカリキュラムを乗り切った達成感は、一般英語では得られないものでした。

「自分は、思ったより頑張れる!」って自信が得られたのは大きかったです。

 

5.コーヒーに詳しくなれる

ラテとカプチーノとフラットホワイトの違いが分かるようになります。笑

なんと、コーヒー嫌いなクラスメイトもいました。理由は学生ビザのためだったり、新しいことにチャレンジしたいからだったり。

 

バリスタコースのデメリット、欠点

対するデメリットはこちら。

  1. 仕事に直結するわけではない
  2. 実習が足りない
  3. 忙しい
  4. 高額
  5. クラスメイトが変わらない

 

1.仕事に直結するわけではない

留学エージェントや学校の体験談には、必ずこういうものが載っています。

「バリスタコースを経て、バリスタ経験のなかった人が海外のカフェで勤務中!みんな優しいし英語も伸びました!」

これ、一番いいパターンです。でも、はっきり言ってみんなこうなるわけではありません。

体験談は嘘ではないと思います。私もそういうパターンの知り合いがいます。

でも、思っているより、根気と運が必要です。

 

「カフェなんて多いんじゃない?チェーン店なら余裕でしょ?」って思うでしょう。

確かにカフェは多いですが、95%以上(個人的には99%)、2~3年の経験者のバリスタは募集していません。チェーン店ですらです。

また、バリスタコースを修了したと言っても、こちらではオージーも通う1日のバリスタコースすらあります。

コースの終了証は、それだけで意味を成すわけではありません。

それにバリスタになりたがっているのは、オージーでもそうです。

英語がたどたどしい人とネイティブだったら、ネイティブの方が有利です。

 

2.実習・練習量が足りない

これは、学校にもよるので、実習・練習量は必ず確認しましょう!

私の学校は、練習は禁止でした。

豆やミルクを自分で持ち込むのなら、練習OKというところもあるみたいです。

 

3.忙しい

挫折した人はいなかったものの、日に日に言葉が少なくなるクラスメイト達…もちろん私もそうでした。笑

働きながら来ている人もいたけど、個人的には働いてたらムリだったと思います。

 

4.高額

一般英語コースよりは、実習代などで高額になると思います。

私としては、実習時間やコース内容を考えると、一般英語よりかえってコスパは良いと感じました。

 

5.クラスメイトが変わらない

これはもう運です!仲いい人がいたり雰囲気が良ければいいですが、苦手な人がいてもずっと一緒です。人間関係も固定化されますね。

 

ちなみに、個人的には、「一般英語よりプライドが高い人が多い」と感じました。

グループワークの時に、他のグループメンバーが知らない単語が出てきました。私は知っていたので、説明すると、完全無視。

後日その話をほかのコースの人にすると、「あ、バリスタコースはそういう傾向あるって聞いたよ」とのこと…。入る前は知らなかったのでびっくりしました。

こんなクラスメイトだったので人間関係には参っていましたが、今思うとそんな深刻にならないでよかったのかも。だって1ヵ月しか一緒にいない人たちだしね。

 

バリスタコースおすすめの人

  • スピーキング、リスニング力を上げたい人
  • 外国でしんどい思いをしたい人
  • ちょっと違った面から英語を学んでみたい人

 

バリスタになるつもりがなくても、英語学習の一環として入るのもアリだと思います!

「バリスタコースメリットデメリット」でした☆