【本当にあった怖い話】語学学校行ったら英語が話せなくなった件
ワーホリに来たらとりあえず語学学校!って考えている人も多いのではないのでしょうか?
しかし、英語を伸ばすために行った語学学校で「話せなくなった」ら…!?
今回は私の経験談についてお話します。
何が起こったのか
オーストラリアにつき、体験入学や見学を経て、一般英語コースを申し込みました。
私の語学学校は、2人担任制でした。月~水、木・金で別々の先生が担当します。
そのうち月~水の先生が大不評。
※入学時やコース開始時に担任やクラスは選べません。
4時間の授業中、2回休憩があるのですが、休憩時間はみんなぐったりして、話し声もまばらでした。
外国に来て、外国人と楽しく話してる、学校のパンフレットのあの雰囲気は皆無です。
おい!話が違うじゃねーか!
ぐったりの理由
木・金の先生は授業がうまく、生徒からも人気がありました。
もちろん木・金の休み時間は生徒もみんな元気です。笑
なぜそんなに生徒を疲れさせていたのか?
- 話してばっかり
- 生徒の話を聞かない
- 説明下手
大きくはこの3つが原因でした。
その先生は「文法」が大好き。一般英語の授業は、基本的にリーディング、ライティング、スピーキング、リスニングがバランスよく伸びるようにアレンジされているはず…でした。
まあ多少ライティングは少ないかもしれませんが、もう1人の先生はスピーキング・リスニング重視で、会話の機会を作るのが本当に上手でした。
話す機会が多くなると、クラスメイトとも仲良くなれるんですよね。
しかし問題の先生は、文法の説明を繰り返す。
基本的に日本人・韓国人は文法やボキャブラリーは得意ですが、スピーキング・リスニングが苦手。一方コロンビア人はその逆だったので、もちろん文法が苦手な人に対して説明するのは大事です。
でも 説明が下手。
分からない人が、さらに混乱していました。
そして質問してもやっぱり答えが分かりづらい…。
どうして私が巻き込まれたのか
ほかの日本人と同じく私は文法は分かっていたので、繰り返される(しかもわかりづらい)説明を聞き流しつつ、ぼーっとしていました。
私だけではなく、クラスメイトもです。
しかし一番前に座ることが多かった私の態度が気に入らなかったのか、私を指すようになってきました。
そこで例えば時制を間違えると、「(canではなく)Could!」ってつっこむようになってきました。
元々早口の先生でしたが、突っ込みも早いです。
というか、その先生は説明も下手ですが、早口でさらに聞き取りづらくなっていました、
そんな折事件が。
授業中に個人指導
文法が分からないコロンビアガールのクラスメイト。はっきりした子なので、先生の説明に納得がいかないと不満げな顔をしています。
それに気づいた先生は、他の生徒にすごい簡単な課題を出し、その子を先生の席に呼び出し、その子に対し個人指導を始めました。
とっくにみんな課題が終わり、飽き飽きしムード。
このクラスにいたあいだ、一番クラスメイトが使っていた単語は、「Boring!(つまんねー)」で、その次が「Tired(疲れた)」でした。
やっと説明が終わり授業再開かと思いきや、なぜか次に私が呼ばれる。
リスニングはともかく文法はわかってる、説明いらんと言ったが伝わらなかったのか、聞いていなかったのか、説明を始める先生。
説明されることに対しすげー不満げな顔をしていたのが、「わからない」ととられたのか、説明を辞めない。
ほかにも、他の生徒が全然指されないのに、私だけいつも指されて分からずまた責められるってこともありました。この先生は「間違ってもいい」「間違いながら覚えるもんだ」という態度ではなく、間違いを責める先生でした。
確かに私はスピーキングが苦手でしたが、クラスには私と同程度かもっとスピーキングができない子もいました。でもその子は後ろに座っているからかなんなのか、全く指されていませんでした。
段々と私は、自信を失い、英語を話すのが怖くなっていました。
学生部の先生に相談
そのころ家でもトラブルがあった私は、学校でも追いつめられ、かなり精神的に参っていました。
外国に来て高い金払ってなぜ苦しんで英語が話せなくなるのか。
その先生に直接言うのは怖かったので、意を決して学校に相談することにしました。
受付で苦情があるというと、学生部の先生を紹介してくれました。
学生部の先生は優しいおばちゃん先生で、たどたどしく絞り出した私の英語に耳を傾けてくれました。
「わかった。その先生に相談するわね。あなたが直接話すことは、できるかしら?」
私は、怖いので無理だと伝えました。
その後、授業中の個人指導はなくなりました。
たまたま予定されていた面談があり、問題の先生は「きみの能力を伸ばしたかったんだ」と話してはくれました。
結局私はコース変更でその先生からのクラスからは離れたのですが、他にもその先生が問題でクラス移動したクラスメイトがいました。
(最初に先生を選ぶことはできないが、こういう場合は変更できるらしい)
困ったときは相談しよう
私は学校の学生部の先生に相談しましたが、友達、ルームメイト、(仲が良ければ)ホストファミリー、他の先生、留学エージェントさんなど、相談できる相手は必ずどこかにいるはずです。日本の友達や家族でもいいです。
英語ができないのが悪いのではありません。
英語ができないから、語学学校に通っているのです。
できなくて不安がってる人をさらに不安にさせて、英語は伸びるのでしょうか?
海外生活で本当に不安になることもあると思います。
思ってたより充実してないとか。英語が伸びないとか。
原因はその問題により異なりますが、良い方向に変わるように少しでいいから動くことがすごく大事です。
時には我慢も必要ですが、精神を病むような我慢は害になってるだけです!
海外にいるからこそ、自分を大切にしましょう!