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オーストラリアからライフハックを考える

オーストラリアのワーホリ中に困ったこと・現地の人の対応編。

こんにちは!

今回は海外生活ならではの、様々な国の人との関わりで困ったエピソードを紹介します。

これはオーストラリア人のみならず、ワーホリや学生ビザで来ている他の国出身の人も含めます。なので、滞在期間もバックボーンも様々です。

 

 

困ったことその①:恋愛やセクシャル関係の言動

レジュメ配りの途中、若い男性に声を掛けられました。

話してみると彼はジョブアドバイザー。レジュメの添削や仕事の紹介を手伝ってくれるという話です。

正直うさんくさいと思ったのですが、会社自体は存在している様子。

レジュメの添削やジョブインタビューの練習をしてくれるとのことで、公共スペースで会う…も、2回目にしていきなり「僕とセックスしたい?」と聞いてくる。

「No,I don't.」ドン引きしながらそう答えました。

その後はフェードアウトですね。他にも色々ワガママな人でした。前職はクビになったと話していたので、なんかやらかしたのかもしれません。

 

もう1人は50代の男性。仕事で遠方に行かねばならず、車に2人で乗っていました。

ノリノリの音楽が流れ始めると、その人はいきなり手を繋ごうとしてきました。しかも恋人繋ぎ…。

私は手を振りほどいて説明しました。日本では手を繋ぐのは家族や同姓の友達、恋人ぐらいだし、この繋ぎ方は恋人がするものなのだと。

彼は非常に驚き、なにかとんでもないものを見るような怯えた目で私を見ました。

他にも細々とあり、私が戸惑ってると、「オージーの女の子ならこんなの普通だし気にしないんだよ」と言ってきました。本当にオーストラリア人の女の子は50代の上司のオジサンと恋人繋ぎをするのだろうか?

その他にも「彼氏は何人いたの?」とか「前の彼氏と付き合ってたのは何年前?」とか「なんで別れたの?」とか色々聞いてきました。

 

このケースは2人ともオージーでしたが、他のオージーに話すと「それは変だ」と言っていました。オージーがみんなこう!なのではないのでしょうが、こっちはネイティブではないこと、母国ではないことなど、弱い立場につけ込む人もいるのでしょう。日本にいるときよりはこういうのに遭遇する確率が高いな~と感じました。

 

困ったことその②:ドタキャン、音信不通

ころころ対応が変わる人もいます。

  • 2日前はめっちゃ機嫌が良かったけど、今日話したら反応しない。
  • 「友達の家でパーティーやってるから行こう!」と誘われ一緒に向かう途中で、「やっぱ行くのやめよう」と言われる。
  • 夜会う約束をしてて会いに行ったら、「この後友達と約束してる」と言われ、30分ほどで別れる。(もっと長く話せると思ってた…)
  • 来ると言ってたけど来ない。
  • 計画したときはすごく乗り気だったのに、改めてメールしたら返事が来ない。
  • しばらく仲良くしていたが、突然連絡が取れなくなる。

こんな感じです。でも、みんな「悪気はない」んです。

 

悪気がないので全部許せるか、自分の生まれ育った感覚からすると許せないかは…人によると思います。これはもう各々の感覚なので、正しい正しくないではないですよね。

私の場合、最初はいらいらしていましたが、「ドタキャンはありうるものだ」と考えるようになりました。

それでもイラっとした場合には、相手に伝えるようにしています。「あなたの対応で、私はこんな気持ちになったよ。」とか、相手の対応で他のところに迷惑をかけている場合はそれも伝えます。

ただ、伝えると大体音信不通になります。向こうからすると、返信しなかったりドタキャンしたくらいでなんでそんなに怒るの?って思ってるんでしょうか。

 

困ったことその③:約束が守られない

②にも通じるのですが、私はボランティア団体でも経験しました。

あるイベントを開催しようとして、条件を伝えたところ、最初は「できるよ」と言われました。

その後音沙汰がないので同じ人に再度問い合わせたところ、「あなたの条件ではできない」と…。条件は全く変わってません。

結局交渉の末できることになったのですが、個人間のみならず団体でもこんな対応をされてしまうんだなと感じました。

 

困ったことその④:会社や団体に問い合わせても返事がない

③にも書きましたが、何か問い合わせても返事が来ないことも多いです。

例えば、「参加者大募集!」と書いてあったローカルコミュニティから返事が来なかったのはかわいいほう(?)で、市立図書館やフェアワーク(日本でいう労基署みたいなところ)といった官公庁からも返事が来ませんでした。

バッパーを運営してるある日本人も、催促しないと返事がありませんでした。ちなみに、サイトには安い部屋がめっちゃ出てるのに、私には一番高い部屋しか案内してきませんでした。

本当に連絡を取りたいなら、電話するか直接会って聞くのが一番いいです。

 

対応が分かれるのはレンタカーで、すぐ返信が来たこともあれば、連絡がなかったこともありました。会社都合で、予約した車種が変更になる場合があるのですが、同じ会社・同じ支店でも連絡があったときとなかったときがありました。タイミングもあったのかもしれませんが。

また、最初に挙げた官公庁も含め、担当者によるところも大きいと思います。

 

困ったことその⑤:押しが強い

私が体験したのはアジア人のケース。

同じバッパーにいたインドネシア人の男の子に、一緒に飲もうとめっちゃ誘われました。

「日本はビールが多いだろう!アサヒ、キリン、何が好きなんだ!」

「ビールは飲まないから、銘柄の違いもわからないよ。」

「何を飲むんだ!」

「強いていうならカクテルだけど、そもそもほとんどお酒飲まないよ。」

「なんで飲まないんだ!今日は一緒に飲もう!」

ニュアンスが伝わるかわかりませんが、「なんで?」と純粋に聞くのではなく、「お酒は飲むべきなのになんで飲まないんだ!」という高圧的な感じでした。結局飲み会も行かず。

 

もう1つは台湾人の子。

相手「明日空いてる?」

私「13時まで用事があって、そのあと郊外に16時までに行かなきゃいけないから、その間の2時間だったら会えるよ。

相手「私はピンクレイクに行きたいのに、それじゃ時間が足りない。」

結局ピンクレイクに行かずには済んだのですが、前から行こうという話が出てたわけでもなく突然のことだったので、言い方に驚きました。

 

まとめ:感じ方は人それぞれ

今回いくつかのエピソードを紹介しましたが、「こんなの普通じゃない?」と思う人もいれば、「ありえない!」と思う人もいるでしょう。私自身、許せる範囲は広がったと思います。①は今でも絶対に無理ですけど。

人によって平気なことって異なるので、それがぶつかったときにどうするのか。我慢するのか、離れるのか、相手に伝えるのか…。そういう選択の場面が、海外はとても多いです。

また、こういう体験を通し、日本での自分のふるまいを考え直すきっかけにもなりました。私は結構我慢してため込みやすいタイプなのですが、相手に伝えてもいいのだと思うようになりました。伝え方はまだまだ勉強中ですが…。

 

やっぱりワーホリは修行の場ですね。笑