ワーホリで成長できた?何がどう変わったのか?帰国直前の振り返り。
こんにちは。
ワーホリに来てまもなく10カ月。
英語力も少しは伸びたけど、それよりも「自分自身が成長した」と実感しています。
具体的には、行動するスピード、意識が変わりました。
今回は、何がどう変わったのか振り返りたいのと、記録することで日本に帰っても継続させたいので、記事として残しておこうと思います。
- 渡豪直前と学校に行くまで(3週目まで)
- 語学学校に行っていた時期(4週目~3カ月目)
- 求職時期(4・5カ月目)
- 働きながら暮らす(6~10ヵ月目)
- まとめその①:できるようになったこと
- まとめその②:自分はどう変わったか
- まとめのまとめ:ワーホリって…
渡豪直前と学校に行くまで(3週目まで)
この時期は、浮かれ半分不安半分です。まあ、ほぼ全ての人がそうだと思います。笑
入国直後からランゲージエクスチェンジに参加したり、バッパーのルームメイトと話したりして、長い付き合いになる友達と出会えたのもこの頃です。
そういうところに出向く行動力はあったのですが、学校や家を決めるまで時間がかかりました。びびっていたと思います。結局3週目から学校がスタートします。
語学学校に行っていた時期(4週目~3カ月目)
この時期は働かずに英語の勉強だけしていました。
前半は一般英語コースで、家もオウンルームだったので、勉強する時間も空間もありましたが、この頃は家ではあまり集中していませんでした。日本の動画やら記事を見まくっていたのを覚えています。。。
土日は学校は閉まってしまうので家にいましたが、平日はできる限り学校に残って勉強。最初は馴染めなかった授業にも慣れ、伸びを実感するとともに、集中して頑張ることで自分自身もよい意味で変われることを知りました。
1人で勉強していたら、「伸びるわけがない」と諦めていただろうけど、ついていくのに必死で、気が付いたら一つステップを上がっていたような感覚です。必死で頑張っていると「できるかどうか」ってことを考える余裕すらなくなっていきますね。
後半はバリスタコースに移動し、1日4時間の座学の他、実習やインターンなどが入るので、身体的にも精神的にもしんどかったです。クラスの雰囲気も少し暗かったかな。
でもこの忙しい過程を乗り越えたのも、新たな自信になりました。
英語学習、英語環境でのインターンや実習、忙しいカリキュラムを乗り越えて、「自分ができること」の範囲がどんどん広がっていく感覚が新鮮でした。
以前の自分だったら「できるわけない」ってあきらめてたことにチャレンジできる環境
にいられたわけですね。
「安全にチャレンジできる環境」って、特に社会に出てからはとても貴重だと思います。
仕事でチャレンジして失敗したら、叱責されるのは当然ですからね。時には左遷、降格までありえます。
正直、「ワーホリに来て仕事が見つからない」のも「英語が伝わらなくて苦労する」のも結局自分にかえってくることで、逆に言えば会社とか自分より大きなものに影響するものではないので、その点はとてもシンプルです。
求職時期(4・5カ月目)
この時期は苦手な飛び込みでのレジュメ配りをしていました。
たぶん、バリスタコースに行かなかったら、ローカルカフェでの仕事探しもしてなかったでしょう。もともとコーヒーに思い入れもなく、バリスタコースもホスピタリティを学ぶために取ったものです。でも、自分の能力が伸びていって、どんどんチャレンジする意欲も高まっていったのです。好循環ですね。
とはいえ、50件以上飛び込んでも音沙汰はなく、落ち込んでいた時期もありました。
また、夜はカフェも閉まるのでレジュメ配りもできません。時間はあったのですが、この時期英語学習ではなく、結局日本の動画や記事を読んだりしていて、そのへんははっきり言ってだらけていました。
仕事が決まらないのは辛かったですし落ち込みもしましたが、自分を励ましながら仕事ゲットまで粘れたのはよかったです。最初に「ローカルジョブをゲットするぞ!」という意気込みがあったから、続けられたと思います。
もし他に仕事をしていて、「ローカルの仕事も見つかればいいな~」ってぐらいの意気込みで探してたら、私はあきらめてたと思います。そう考えると、無職だからこそめっちゃ頑張れたのは良い経験でしたね。
ここまで振り返って思ったのは、私は元々だらけやすい人間なので、目標とそのための努力が必要なんですね。それがなければいつまでもダラダラしてしまいます。。。
とはいえ、ワーホリが始まってからダラダラ度は段々減っていると思います。少しは積極的に生きられるようになったってことかもしれません。
働きながら暮らす(6~10ヵ月目)
この時期は安定したかといえばそうではなく、浮き沈みを繰り返しながら、トータルではちょっとずつタフになっていった時期でした。
2か月にわたる求職活動の末ローカルカフェで働けることになりましたが、1ヵ月ほどでオーナーが変わり、お店の雰囲気も勤務環境も悪い方へ一変します。
それに伴うストレスで湿疹が出たことも…(^-^;)
この間にいくつかのバッパーや家を転々とします。理由は家賃が上がったり、他の住人の騒音に耐え兼ねたり、トラブルがあったりと様々。
でも無職の頃ほど落ち込みはしませんでした。いざとなったら帰国すればいい、ぐらいに考えていたのと、やってみてAだったときはこうする、Bだったときはああする…と自分でシミュレーションできるようになっていました。
また、なにかトラブルに見舞われたときに、そこで落ち込んだり自分を責めることが減りました。行動を起こすまでのスピードが早くなりましたね。
さらに、悲しい気持ちよりも、怒りの感情の方が増えてきました。
今までは「自分が悪い」「自分を認めてほしいのに認められない」と思っていたのですが、「いつも自分だけが悪いわけじゃない」と思うようになり、まずはしっかり自分の意見や主張を伝えるようにしたのです。伝えるときは冷静になる必要がありますが。
それで毎回うまくいったわけではありません。でも、前みたいに「他人の言うこと聞いてればいいや」って流されてた自分よりは、ずっと成長したのではないかと思います。
ちなみに、全く落ち込まなくなったかというとそんなことはありません。しかし、落ち込んだ後の気持ちの切り替えも早くなりました。
まとめその①:できるようになったこと
時系列で追ってきましたが、箇条書きにするとこんな感じです。
- 必死になって頑張ることで、予想以上にできるようになっていた。
- ひとつずつチャレンジすることで、「自分はもっとやれるんだ!」ということを知った。
- 起こりうる状況と起こった場合の対処法について、事前に考えるようになった。
- 行動のスピードが上がった。
- トラブルが起こったら、落ち込むのではなく冷静に自分の意見を伝えるようになった。
- 「いつも自分が悪い」と思うのではなく、自分の考えを持つようになった。
まとめその②:自分はどう変わったか
- 以前よりは積極的に生きられるようになった
- ちょっとずつタフになっていった
- 落ち込んだり自分を責めることが減った
- 悲しみより怒りの感情の方が増えた
- 他人の意見に流されることが減った
- 落ち込んだ後の気持ちの切り替えが早くなった
こうして整理してみると、すごく成長したような気がします!
まとめのまとめ:ワーホリって…
正直、最近ワーホリ生活を振り返ると「〇〇が達成できなかった。」と不満ばっかり考えていたのですが、今回この記事を書いてみて「思っていたよりもずっと多くのことが得られたのだな」と感じました。
また、成長するのは「ピンチのとき」だったことにも気が付きました。
そう考えると、成長させてくれたピンチにも感謝すべきなのかもしれません。