大体の自己啓発書はタイトルだけで腹いっぱいだし、実践できてる人ほとんどいない説
今回は自己開発書の話。
私自身社会人になってから自己啓発書をたくさん読んできた。たぶん200冊はゆうに超えてる。(もっと読んでいる方はいくらでもいるでしょうが)
それで読書の経験が活かせたのかというと、そうでもない。それは本がショボイということではなく、ひたすら自分が悪いからだった。
私のように無駄な時間を費やしてほしくないので、無駄にしないために気を付けることをお伝えしたい。
まず、自己啓発書についてのポイント3点。
- 重要なことはほぼタイトルに書かれている(出オチ)
- 気になる自己啓発書は、自分が得たいと思っていること
- 多くの人は自己啓発書の内容を実践できない
1つずつ見ていこう。
1.重要なことはほぼタイトルに書かれている(出オチ)
いまの時代の自己啓発書のタイトルは、ほぼほぼ直球。
例えば、「遥かなる道~社長になるまでの30年間」なんてタイトルは、誰も手に取らないし、売れないから出版されない。だって自分に有益な具体的な情報がイメージできないから。
「マインドフルネス」とか「ノート術」などの方法論の本もあれば、「常識を疑え、壊せ」といった視点、価値観についての本もあるけど、共通しているのは「イメージを
想像しやすいこと」。
そして、大体の自己啓発書は細かな方法論や筆者の体験談を交えながら、大本のテーマを実現するにはどうしたらよいのかが書いてある。
2.気になる自己啓発書は、自分が得たいと思っていること
自分が買ったり借りたりする本は、自分が必要だと思っているテーマについて書かれている。
だって気になるから手に取るんだもん。
5年目の10年目の人が、「新人が気を付けたい30のこと」ってタイトルの本は手に取らない。
だからその本にすごく惹かれても、それは自分の意識であって、客観的に絶対必要とは限らない。
ちなみに、ここは自己啓発書依存気味になっている人に気を付けてほしいポイント。
別に読まなくたって、自分がダメになるわけじゃない。
同時に、読んだだけで自分が改善されるわけでもない。
インプットが多すぎて混乱している人、疲れている人、自分を責めている人は、一旦こういった本から距離を置くこと。
自己啓発書を読むよりも、自分のケアに時間を割くべき時かもしれない。
3.多くの人は自己啓発書の内容を実践できない
そもそもなぜこんなに自己啓発書が溢れているのか。
それは、売れるから。手に取る人が後を絶えないから。
なぜ手に取るのか?情報が有益だから…とか、理想が尽きないから…というよりは、読んでも読んでもあまり改善・解決できていないためではなかろうか。
冒頭に書いた通り、自分はたくさんの自己啓発書を読んできた。
けれどもそれは、「準備期間」であって、ほんとうはやりたいけど出来ていないことや、本当に改善したいことから逃げていた。そのための言い訳としての読書。
ぱっと見は、自己啓発書を読んでいれば、有意義な時間を過ごしているように見える。社会人といて、あるいは自分のポジションに対し、何か積み上げたような気になっている。
どれだけ実践しましたか?
どれだけ自分の人生は、自分は変わりましたか?
実践して変わったという方は、本来の意味で自己啓発書を使えている。
けれど、「実際に実践したこと」が片手も思い出せない人は…逃避の隠れ蓑にしている可能性が非常に高い。
では活かすにはどうすればいいのか?
まとめ:タイトルだけ読んで即効実践する。
タイトルに惹かれたら、それは自分がやりたいこと。
もうタイトルから想像したことをやってみて、なんか違うと思ったら本文読むぐらいでもいいのかもしれない。
本屋入って表紙見て「そうそう!これこれ!やるやる!」ぐらいでもいいのかもしれない。
本当に行動しないと人生変わらないから。