【オーストラリア】ローカルカフェのトライアルって?【メルボルン】
こんにちは!
今回は、みなさん憧れ?の「ローカルカフェ」の話です。
私の周りも数カ月かけて働けた人、数カ月かけても見つからなかった人…と様々でした。ちなみに私は2か月探して(その間無職です)ようやくたどり着きました。
ローカルにしろジャパレスにしろ、トライアルを経て採用ってパターンが多いです。
今回はそのトライアルについて、受かるにはどうすればいいか!?何を準備すればいいか、お伝えします。
採用者が見ているポイント
まずは態度。
当然ながら明るい方がいいです!
もともとの性格の問題もありますが、お客さんにはなるべくにこやかに接しましょう。
今できることをやることが大事!
その次は動きですね。
特にぼーっとしているのはNG!
特に最初なのでやることがわからないとは思いますが、手が空いたら何をすればいいか聞いて、絶えず動き続けましょう。笑
うまく伝わるかわかりませんが、のんびりとした動きよりも素早く動いてますアピールをした方がいいです!
ただし慣れない場所なので、ぶつかったり物を落としたりしないよう、気を付けてくだだいね。
語学力はあればあるだけいいけど、すぐにどうにかなるものでもないので、あえて説明しません。笑
そのほかですと、ミスした後の動きでしょうか。
ミスは絶対起こります!だって初めての場所なんですから。
問題は引きずらないこと!次のお客さんやするべきことがどんどんやってくるので、目の前のことに集中しましょう!
明るい態度をキープできれば、ちょっとのミスもカバーできますよ!
あと、お客さんをほったらかしにしないことです。
特にオーダーでずっと悩んでいるお客さんがいて、他のお客さんの会計処理が終わったときに、お客さんの求めるタイミングでちゃんとオーダー取れるかどうか。
お店の規模や役割分担にもよりますが、私の場合は全部こなさなくてはならず、フロアーにいるときも色々呼び止められるので、常に注意を配るのが大変でした。
トライアルでやったこと
当日はカフェや職種によって仕事が異なりますが、私の場合を紹介します。
・テーブルセッティング
テーブルの上に水、グラス、ナプキン、カトラリーなどを置きます。
水の補充も含まれます。
と同時にテーブルの配置を覚えます。
・レジ打ち
先輩が隣にはいましたが、少しずつ自分でレジ打ちしてました。
・オーダーを取る
これも最初は先輩と一緒に行くという話でしたが、トライアル当日から1人でやらされました。
レストランによっては、オーダーは入ってしばらくしてからとか、ウエイトレス内で取る人と取らない人に仕事を分けている場合もあります。
・食事やコーヒーをお客さんのところに持っていく
・食べ終わった食器類を下げる
・テイクアウトのフードを渡す
こんなところです。
一番大変だったのは、やっぱりオーダーですね!
コーヒーのオーダーはこんな感じ
まずコーヒー。
「Can I have Skinny Flat White Half Suger Extra Hot?」
わかりましたか?
skinny→スキニーミルク、Flat White→フラットホワイト、スプーン1/2杯分の砂糖、熱めで!と言っています。
人にもよりますが、大体
牛乳の種類(言わなければフルミルク)→コーヒーの種類→砂糖の量(言わなければなし)→ほか、特別な注文
の順番で頼むことが多いです。
牛乳はフルミルク(ノーマルミルク)、スキニーミルク(低脂肪の牛乳)、ラクトースフリーミルク、ソイミルク(豆乳)、アーモンドミルク、ココナッツミルクなどがあります。
コーヒーの種類は、特にメルボルンはちょっと特殊で、ロングブラック(ブラックコーヒー)やミルク多めのフラットホワイトなどは覚えておかなければなりません。
ここでは詳しく触れないので、「メルボルン コーヒー」とかでググれば留学エージェントや個人の方のブログで詳細がわかります。
砂糖はハーフとか3シュガーとか言います。ほか、Equal(イコール)というカロリーゼロの砂糖を指定する方もいます。
そして特別な注文…メルボルンは本当にみなさんカスタマイズします!
多いのは Extra Hot。熱めにって意味です。
それとまぎらわしいのが、Extra Shot。これはコーヒーに使うエスプレッソショットの数を増やす、つまり濃いコーヒーにしてねってことです。同じことですが、Strong というお客さんの方が多いですね。
それとは逆に、Half Strength とか Weak といってショットを半分にするお客さんもいます。
あとは並べて書いていきます~
Decafe 日本ではデカフェと呼ばれます。ノンカフェインのコーヒーです。
3quater 3クォーター。1クォーターは4分の1なので、4分の3という意味です。
主にラテを頼むお客さんが頼むことがあります。
コップ並々ではなく、4分の3だけになります。
Honey ハニー、はちみつを加えます。チャイラテでたまにありました。
No Chocolate メルボルンではカプチーノにチョコパウダーを振りかけます。
そのふりかけチョコレートがいらないよって意味です。
これはめったに出なかったかな。
Milk on side ロングブラックを頼んだお客さんが、たまに自分で加えたいからとオーダーしていました。こちらでちょっとだけ加えるのか、オンサイド(別に出すこと)なのかと、熱いミルクか冷たいミルクかを確認する必要があります。
Hot Water on Side 同じ理由で、お湯を頼むお客さんがいました。
Vanilla shot フレーバーショットがあるお店もあります。種類はお店によりけり。
Own Cup 持ち込みカップ。お店によっては割引しているところもあります。
特別な注文が多くてややこしい!と感じましたか?
でも実際は特別なのは割と向こうも丁寧にゆっくり話してくれる場合も多かったので、そんなに難しくはありませんでした。
それよりも問題は牛乳とコーヒーです!これは本当に早いので、聞き取り注意です。
これに加えてコーヒーのサイズも確認しなければなりません。
もしカフェで働きたいのでしたら、コーヒーの種類は絶対に覚えましょう!
フードのオーダーはこんな感じ
フードはお店により変わるのですが、たぶんどこでもあるのがエッグオントースト。
こちらの朝食ではベーシックなもので、要するに卵とパンです。
卵はスクランブルがポーチドエッグがほとんどで、たまにフライドエッグ(目玉焼き)が出ることもありました。
単に「スクランブル!」としか言わないお客さんがいたら、それはスクランブルエッグオントーストを意味します。
ちなみに、日本だと「食後にコーヒー」というお客さんも多いですが、メルボルンでは料理が来る前にコーヒーを先に頼むお客さんが多いです。
トライアルの感想
正直言って、「求めるレベル高くね?やること多過ぎね?」と思いました。
私自身は日本でも英語の接客経験があったのですが、それでもギリギリだったな~と思います。
また、ジャパレス含めトライアルに行ったけど落とされたという話もよく聞きました。
トライアルも1つの経験だと思って、落ち込まないことが大事です!
みなさんのトライアルがうまく行くことを祈っています!