メルボルンは確かに住みやすい。その理由を考えてみた
メルボルンといえば、「住みやすい街」。
これはイギリスの経済紙「エコノミスト」の調査によるものだそうで、ここ2年はウィーンについで2位、その前は7年連続1位だったことによるらしい。
9か月住んで実際「住みやすい!!」と思うので、その理由を考えてみた。
- 1.街の発展度がちょうどいい
- 2.古い建物が多く、広告が少ないので街並みがきれい
- 3.ものがあんまりない
- 4.日本より生活費が安い
- 5.人々のふるまいがフリーダム
- 6.友達を作りやすい
- 7.のんびりしている
- それでも嫌いなところ
- 帰国するにあたって…
1.街の発展度がちょうどいい
市街地は1km×2kmのエリア。
高層ビルはあるものの、お店はほとんど路面店。
シティの中は歩きでも無料のトラムでもどこでも行けるので、道に迷ってもOK。笑
日本の市街地よりお店は少ないけど、不便に思ったことがない。
むしろゴミゴミしすぎてなくて、ちょうどいいかなと思う
(こんなメルボルンでも、ゴミゴミしてていやだと感じる人もいるけど…)。
2.古い建物が多く、広告が少ないので街並みがきれい
基本的に古い建物の方が多い気がする。
それに、お店の看板もシンプルで、広告が少ないので、街がカオスじゃない。
歩いてるだけでとても気持ちがいい!
3.ものがあんまりない
なんじゃそりゃ、と感じるかもしれないけど、必要最低限のものには不自由しないけど、それ以上もない印象。
私は性格がひねくれてるので、買いたくても買えないものを見ては「ハア…」とコンプレックスを感じていた。
そういうのがない!
4.日本より生活費が安い
周りの人はよく「物価が高い!」と言ってますが、実はそうでもない!
まず、ほとんどの物件は光熱費・Wi-Fi 込み。
一部洗濯機が有料のところや、シャワーの制限があるくらい?でもレアケース。
これだけで日本では合計月1万ほどかかっていた光熱費が浮いた。
あと、SIMは半年で120ドルいかないぐらいのプラン。1ヵ月20ドルで、日本への国際通話もかけ放題。
服は、高い服を買おうと思えばいくらでも売ってるけど、日本から持ってきた服、キャンバーウェルのサンデーマーケット、セカンドハンドのお店、シティにある10ドル以下で新品の服が売っているお店などを活用していたので、日本の10分の1…までは言い過ぎでも、5分の1程度しかかからず。
そして毎日の食費。こっちのスーパーは日替わりセールではなく、週替わりセールを行うのだが、半額アイテムが本当に多い!
ただし、肉・魚・野菜はビクトリアマーケットのが安いので、そちらで購入。
あとはレストランで働けば1食は浮く。
そんな感じで、基本1日10ドルで生活するよう心掛けていた。
たぶん少しはオーバーしてるけど、そんなにはかかってないはず。
5.人々のふるまいがフリーダム
緑色の髪、大きなタトゥー、派手な服、たくさんのピアス、ピンク色の髪、鼻輪のような花ピアス、剃りこみ、ドレッド、…。
「オーストラリアらしい服装」はない。何しても自由だし、眉をひそめる人も、ひそひそ噂話する人もいない。
電車の中でギター弾きだす人がいても、だれも気にしない。
そんな雰囲気、苦手な人もいるんだろうけど、私は過ごしやすかったなあ。
6.友達を作りやすい
「日本人しか友達がいない!」って話が信じられないぐらい、いろんな国の人との出会いがあります。
私はシェアハウスよりホステル暮らしが長かったせいもありますが。
ランゲージエクスチェンジで仲良くなったオージーもいたし。
日本では社会人以降の友達作りって本当に難しかったけど、メルボルンマジック!
7.のんびりしている
正社員で働いてないってことも大きく関係している気はするが、とにかく時間の流れがゆっくり。
今までの人生について振り返るのにもちょうどいい機会。
それでも嫌いなところ
- F*ckとかF*ckinとか言う人は、本当に繰り返し言う。何回も何回も。
- ドタキャンが多い
- 連絡を取り合うのが困難(こちらから何度もアタックする必要あり)
- 仕事が少ない
- 出会い目的の男がいる(おそらく、セックスのハードルが低いのですぐ誘う)
- 観光地や休日出かけるところが少ない
- 空港がショボい
帰国するにあたって…
自分が心地よいことを見つけるのが、ワーホリの目標の1つでもあった。
それはできたけど、今度は帰国後どうそれを実現していくかが課題。
今の感情を忘れないようにしたい…また仕事始まったら、毎日流されてしまうのが怖いなあ。