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オーストラリアからライフハックを考える

【結局】ジャパレスはすぐ働ける?楽?英語力は?【どうなん】

こんにちは!
オーストラリアの仕事といえば、「ジャパレス」。
ジャパレスとはジャパニーズレストラン=日本食レストランのこと。
今回はジャパレスのオモテウラについてです。

と言っても実は私自身は働いたことがない(応募したことはある)ので、周りの話とそれを聞いた私の感想になります。

 

 

1.ジャパレスで働くのは簡単?

 

ローカルジョブと比べて、なんだかハードルが低い気がするジャパレス。
私も、「日本のバイトより少し難しいくらいかな?」って思ってました。
イメージとしては、「求人募集!」って貼り紙のあるところ3か所ぐらいに行けばどっかで雇ってもらえるかな。ってぐらい。

 

しかし…、それほど甘くはありませんでした。
私や友達の体験談はコチラ↓

  • ジャパレスのキッチンハンドのトライアルに行ったが落とされる(=キッチンハンドでも競争になる)
  • 伝言ネットやGO豪メルボルンの記事を見てメールで応募し続けるも、一向に返事が来ない(つまり、落とされた)
  • 友人の紹介で面接まではできたが、落とされる
  • ジャパレスだけどスタッフは中国人や韓国人ばかりなので、日本人は採用されにくい(特に寿司屋に多い)

…と、「たかがジャパレス~w」なんて思ってると痛い目に遭います。
ただ、日本人大学生が帰国し始める時期(2月ごろ?)は、もう少し状況はマシかもしれません。

 

2.ジャパレスのメリット

 

そんな関門をくぐり抜けてジャパレスで働けると、何があるのでしょうか?

・まかない
大体はあります。メニューのものは何でも食べていいところから簡単なものを作ってくれるところまで様々。オーストラリアの外食は高いので、日本食が毎日タダで食べられるのは羨ましかったです。

・英語力(店、ポジションによる)
お店の立地にもよります。シティ(中心地)だと交通の便はいいけど、忙しいしアジアン系のお客さんが多い可能性も。サバーブ(郊外)は地元のお客さんが多いので、英語力が伸びる…と募集記事に書いていたところもありました。入るときにも必要とされるレベルが高いってことだけどね。

・日本人の知り合いができる
同僚も日本人が必ずいるはずです。

 

3.ジャパレスのデメリット


・拘束時間が長い
大体のお店は昼営業と夜営業の2パターンで営業しています。
例えば、昼は11:30~14:30、夜は17:00~21:00など。もしこのシフトにフルで入ると、11:30までにお店に行って、お店を出るのは21:00過ぎになります。
家が近ければいいけど、そうでなければ半日以上拘束されることになります。
それでもお給料は実働時間分だけです。
店によってはどちらかしか募集してないこともあるけど、大体フルで働ける人を探しています。
ちなみに、私の友達は朝10時前に家を出て、夜0時過ぎに帰宅する生活だったそーな。

・夜遅いことも
ジャパレスに限らず、応募前に営業時間は必ず確認!
30分~1時間かかるジャパレスで23時まで営業、それから片付け…となると、毎日日をまたいで帰ってくる、なんてケースもあるようです。
駅から近いから大丈夫!ではなく、周辺や沿線の治安も確認すべし。

・勤務時間が短い
もし昼か夜のどちらかしか入らないとなると、今度は1日3~4時間しか働かないことになります。学校があればこれはありがたいけど、お金が必要な場合はちょっとキツイ。

・手渡しのところが多い?
もし合法のところであれば、銀行振り込みでペイスリップという給料明細も渡されます。しかしオーストラリアは法定賃金が高いので、手渡し(キャッシュハンド)という違法なやり方で法定賃金に満たないお給料を渡すジャパレスも少なくない…と聞きました。
ただ、法定賃金でも15%は税金で持ってかれるので、それを考えると違法でもあまり手取りが変わらないケースも。

また、私はローカルカフェで働いていましたが、キャッシュハンドでした。友達のジャパレスはみんな銀行振り込みだったという…。

・まかないに飽きる
特に寿司屋の子は飽きてました。笑

・体力を使う
これもお店によりますが、広かったり2階席があると行き来が大変だそう。
あとラーメン屋はかなり疲れると聞きました。確かにラーメン重いもんね。

・帰国後どう伝えるか
帰国後は就活なり転職活動なりする場合がほとんどでしょうが、「ワーホリ行ってジャパレスで働いてました。」だけでは正直よくある話。人によっては、「海外まで行って日本人環境で何やってたの?」というネガティブな目で見てくるかも…。
どんな経験を積めるかは、人によってそれぞれ。その経験や強みをしっかりアピールできるようにしておきましょう。

 

まとめ

いかがでしたか。
実は私も「簡単に入れるだろ~」とか下に見ていた部分もありましたが、入るのも簡単ではないし、ウエイトレスであればやっぱり英語での接客なので難しさもあると感じてます。キッチンハンドでも日本人以外のスタッフと接することもありますしね。

少なくとも日本のバイトのように、応募したら入れるって感じではないです…。

自分の優先順位(英語環境、まかない、給料、立地etc…)をはっきり決めて、仕事探しをするのがベターです!!