メルボルブログ

オーストラリアからライフハックを考える

【ワーホリ】オウンルーム、シェアルーム、バッパー…一番良い滞在方法は?

こんにちは!

今回はワーホリ生活「住まい」編です。

 

 

どんな種類があるの?

 

オーストラリアでの「住まい」は、こんなものがあります。

  1. オウンルーム(他人と住むが、1人部屋)
  2. シェアルーム(他人と住む。1つの部屋をシェアする)
  3. バックパッカー、ホステルに滞在する
  4. 1人暮らし(完全に1人で済む。1人部屋)
  5. 車中泊、キャンプ

 

この分け方だと、ホームステイも1.オウンルームに含まれます。

このうちオウンかシェアルームを選ぶ人がほとんどです。

バッパーから学校や職場に通うことは、国によっては「あり得ない!」と言われることもあるようです。

オーストラリア・メルボルンでは、私自身していますし、同部屋の子も1ヵ月以上ここから職場へ通勤しています。また、語学学校の友達にもいました。

今回は主にこの3つを比べてみたいと思います!

 

ちなみに、1人暮らしは、エージェントや学校によっては手配可能なところもありました。

が、とても高いので、している人は私の周りにはいませんでした。

 

また、車中泊やキャンプは、ファームジョブやラウンドをしている人がすることがあります。

オーストラリアではキャンプや寝泊まりができるように改造された車が、30万円台から売られています。もっと安いこともあるかも。

ただ、私はファームには行っていないので、車中泊している知り合いはいませんでした。

 

項目ごとにチェック!

さて、さっそくオウン・シェア・バッパーについて比べてみましょう。

 

①安さ

バッパー・シェア>オウン

バッパーやシェアルームはピンキリなので、一概にどっちが安いとは言い切れません。

ただ、本当に安いとこを探せば、シェアルームのが安い場合が多いです。

オウンルームは高くなります。市街中心地だとさらに高くなります。

 

②自分用のスペースの広さ

オウン>シェア>バッパー

当然ながらこの順です。笑

モノが多い人はバッパーは向いてないかもしれません。

ちなみに、部屋自体の広さは物件によりさまざまですので、比べられません。

例えば今私のいる部屋は8人部屋なので、部屋自体はオウンより広いです。

 

③人の多さ(=出会いの多さ)

バッパー>シェア>オウン

バッパーの良いところは、1つの建物に何十人が生活していて、さらに数日~数か月で入れ替わっていきます。みんな国籍が違うグループで一緒にご飯を作ったり食べたり出かけたりすることもあります。

一方、変な人に出会う可能性もあります。

ただ、変な人と出会う(一緒に住む)可能性はシェアでもオウンでもありえます。

そうしたときに距離を取りやすいのはバッパーです。

 

④壁の薄さ

バッパー・シェア>オウン

これは物件の構造にもよるので、あくまで私の体験例だとこうなります。

私の場合オウンは一軒家でしたが、階が違っても音やにおいが筒抜けでした。

バッパーの良いところは、トイレの音が聞こえないことですね!

 

⑤1部屋の人数

バッパー>シェア>オウン

バッパーは、4人部屋に2人しかいない…なんてこともありましたが、8人部屋や10人部屋もあります。

シェアは2~4人部屋がほとんどです。

 

⑥ルールの強さ

オウン>シェア>バッパー

もしかしたらオウンとシェアが逆転する可能性はあります。

傾向としては、一軒家のホームステイが一番ルールが多く、次いでマンションのシェア、そしてバッパーという順だと思います。

マンションよりもバッパーのが緩いというのは、シャワーの長さや時間帯というところですかね。

ただし、バッパーによってはキッチンや食堂は深夜使えなくなるところもあります。

 

⑦干渉の少なさ

バッパー>シェア>オウン

これも私の実例がこうだったという順です。

私の場合、オウンが一番うるさかったですね。主にああしろこうしろという話でしたが、出かけるというと彼氏と出かけるの?とその家の父親に聞かれたりしました。毎回。うるせーですね。

一方、オウンルームのみの部屋に住んでいる人は、他の部屋の人と全く話さないと言っていました。みんな部屋にこもっているそうです。

バッパーが一番干渉が少ないのが意外かもしれませんが、日本人がほぼいなくて誰かとつるむこともなかったので、仲良い人が食堂にいれば一緒に食べて盛り上がるし、1人でなんかしたいときはみんなベッドで好きにしているしで、互いに自分のペースで生活していました。

 

⑧うるささ

バッパー>シェア>オウン

基本的にはこの順です。

特にバーが併設されているバッパーはヤバいです。笑

ただ、私の場合シェアルームが真夜中でもうるさかったので、バッパーに移りました。

バッパーでも夜中まで部屋で電話する人や音楽を流そうとする人もいましたが、本人に伝えたり部屋を変えたりして、シェアより落ち着いた環境をゲットできました。

それに私の場合オウンルームは壁が薄かったので、私の体験した順だとオウン>シェア>バッパーになりますね。完全に逆!

 

⑨立地

バッパー・シェア>オウン

オウンでも市街中心部の物件はあります。でも高いので、私の周りに借りている人はいませんでした。

シェアはサバーブ(郊外)でも市街地でもありますが、バッパーは市街地か、ファームがあるようなカントリーサイドになります。

 

⑩きれいさ

オウン>シェア>バッパー

これは一般的な例です。結局はそこにいる人によって変わってきます。

あとは、バッパーでも少し高めの方がきれいになる(施設がきれい、スペースが多い)傾向は強いです。まあ高いのにボロいというところもありますが…。

 

⑪日本人の少なさ

バッパー>シェア・オウン

日本人がシェアルームやオウンを探す場合、日本人向けサイトや日本人の友達経由で日本人と住むことが多いです。なので、バッパーが一番英語環境に近づけます。

オージーとシェアルームという手もありますが、探すのは大変だそうです。

ホームステイは、ホストファミリーが移民(ファーストランゲージが英語じゃない)の場合があったり、冷たくあしらわれたりすることもあるようです。私の友達は、ホストファミリーとほとんど話せなかったと言っていました。英語力の問題ではなく、そもそも物理的に同席されることを許されなかったようです。

意外だったこと

また、オウン・シェア・バッパーそれぞれのイメージを覆すような体験をしたので、お伝えします。

【オウン】

・静かとは限らない。(常にトイレ、隣の部屋、リビングの声や音が聞こえる)

・リビングを使えると思ったら、オーナーがリビングを占有していて使えなかった。

・自分の部屋に鍵がなかった。(ぜひインスぺ時に確認してください!!)

・1人で部屋にいると寂しくなる。気が滅入る。

 

【シェア】

・静かとは限らない。たとえ日本人だけのシェアでも。

・日本人同士だと、かえって気を遣って疲れるときがある。

・日本人同士のシェアだと、英語の勉強がしづらい。誰かが日本語の動画やテレビを見始めると、イヤホンで英語聞いても集中しづらかったですね。

・学校にも行かず働いてもないので、ずーっと部屋にいる人がいて、1人になれなかった。1人になれる場所が欲しかった。

 

【バッパー】

・静かできれいなところもある。

・シャワーのお湯がちゃんと出る。(オーストラリアでは重要です。あるマンションでは、日によってお湯が出ないときがありました…)

・1人になれる時間があった!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

正直、住む方法よりは「誰と住むか」が一番重要です。

また、住み始めたときは良いメンバーでも、誰かが入れ替わるとまた雰囲気が変わります。

英語環境だからオージーと住みたい!と思う人も多いかもしれませんが、仕事探しと同じくタイミングと運次第なところもあるので、ある程度妥協しつつ、次の目標に向かって行動するのがオススメです。最初から100点を狙わない、ということです。

 

私にとってはバッパーが超向いていたわけですが、これもやっぱり運と私の性格もあります。どっちが良い悪いということではありません。

シェアルーム関係のトラブルやストレスは多いので、「困ったらここに避難!」というバッパーを見つけとくのもひとつの手段です。

みなさんが良い物件、良い人と巡り合えることを祈っております!