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オーストラリアからライフハックを考える

いつまでも達成どころかチャレンジできない目標の見方を変える。

こんにちは。2021年最初の更新です。

2020年は不思議な年でした。もちろんコロナで大変だったりストレスを受けたりはあったんですが、その一方で知らなかった自分を良い意味で知ることもあり、人との繋がり方、愛の向け方についても考えさせられました。

 

いま現在自分は体調を崩しており、あまり動けません。コロナではなく、持病の再発です。発症から17年、ほぼ発症しない年もあれば再発することもありましたが、今回はちょっと重い。療養するしかないので布団で横になっていると、昔のもっと重かった頃を思い出すことが多かったです。

そこで感じたのは、「今の自分でも、当時の自分の環境と感じ方では、やはり八方塞がりになってしまう」ということでした。当時の自分は、自分を追い詰める考え方をしていたのです。そんなつもりがなくても…。

動けなくて寝ているとき、考えるのは今後のことと、今日やるべきことです。トイレに行こう、お風呂に入ろう、買い物に行こう。ということと、当時だったらバイト始めよう、でも続けられるかな?とか、学校に行かなきゃとかそんなことですね。

でもそれって次の行動を考えているようで、ものすごく頭を消耗していたんですね。しかも、そんなに体は動けないのにそういうことを考えると、「今日もこれができなかった。」とか、「自分はいつできるようになるんだろう。」とか、ネガティブな方に流れていきやすいのです。で、負のループに苦しみます。できない→やらなくちゃ→できない…という風に。

回復すれば、考えずにできることも多いのに。だから、ほんとうはそんなに考える必要もなかったのです。

それに、考えるほど怖くなる性質もあります。それで余計できなくなる。

 

2019年も2020年も、今までやったことのないことにチャレンジしなければならないことが多かったです。その中にはとても苦手なこともありました。それが案外スムーズにいったり、逆に得意だと思っていたことで大失敗したこともありました。

やってみないとわからない。そしてチャレンジするためには、あまり考えない方がいい。

 

特に2020年は、今までやりたかったことでも「自分の中のハードルを下げる」ことで取り組めたこともありました。極端なことを言えば、最初の1回で100点を取るために何か月もかけようとして結局取り組めないよりは、最初は0点でも10点でもどんどん慣れていき、3か月で60点を取る方が良い…ということです。もちろんシチュエーションにもよりますが。一度挫折しても、2回目のハードルはきっと下がっていますし、それだけでも1回目の失敗は栄養になっています。たとえ誰が文句を言おうとも。

 

そんなわけで、今年の目標の1つは、「しなければならない」または「したいけどできていない」目標の見方を変えることです。そして、見方を変えるには、結局触らないといけません。1年後、たとえ完全達成できなくても、なんらかの挑戦ができていますように。